漏斗胸手術まで① 初診予約まで

記録のために。

 

37歳 女性

【現状】

・左右差 左<右

・長時間の同じ姿勢で呼吸の苦しさを感じる

・長時間の側臥位(陥没している側を下)が辛い

・陥没している側の下着のワイヤーが当たって痛い

・ワイヤーが変形する

・身体をねじったときに違和感および変な痛みを感じる

・重い物を持ったときに痛みを感じる

 

すべて陥没している側に感じる症状ですね。

陥没の具合は目分量3㎝くらい?

 

 

【気づいたきっかけ】

元々上半身は細身。第2次性徴で胸の膨らみに左右差があるなと感じ、当時ネット社会になっていた為調べてみると(もちろんGoogleなんてない)割りと左右差(左>右)は多いとのことで気にしないようにする。(ここが選択の誤り)

今思い返すと思春期はもちろん、このことが原因で中学のプールを極力避けていたかもしれない。

因みに高校はプールがなかった。

 

男性ならプールの授業や体操着、部活着へ着替える際やなんだ人前で上半身裸になる機会が多いので自覚しやすく早期発見しやすいだろう。

 

高校を卒業し、専門学校で着付けの授業でモデルをする際に補正が難しいと知る。

(細身で背骨の下がスカスカだからかなーと深刻には考えず。いや、たしかに凄くショックだったけど死ぬほどのレベルではない。)

社会人になり、当時交際していた相手にも認識していた。

(自分から尋ねてみたら詳しくは覚えてないが“凹んでるの気づいてた”的な返答だったと思う。)

 

30過ぎて腹部のエコーを撮る機会があり、診察台で仰向けになり診療を受けいていると消化器内科医に“漏斗胸だね~”と人生ではじめて言われて確信する。

 

と、何度かきっかけはあるものの、死ぬレベルで考えるとそういう物ではないし、日常楽しめるし、働いている環境で1ヶ月休職してまで手術、しかも県外へ行って受けるべき物なのか判断がつかず今に至る。

 

 

【手術を考えはしめたきっかけ】

それでも苦しいときや痛み、外見の問題で時々漏斗胸の手術についてネットで調べる。

結局症例や手術の実績が少なく、そうなるとどうしても患者目線の情報も少ないので身の足を踏んでしまう。別に死ぬ訳じゃないしのループーを繰り返す。

 

30歳を過ぎるまで、家族も職場も入院・手術をしてる場面に出くわさなかった為、よほど深刻な場合にしか仕事って休まない物だろうと思っていた。

30歳を過ぎて、前の職場で私の在職中に同職2名が婦人系の疾患で入院する。

過去に入院・手術歴のある職員が多い物だと知る。

そうはいってもカツカツの人数で死ぬレベルじゃない症状で休みにくい心理は変わらない。

 

現在の職場で今春に上司(定年退職し、現在は契約)が整形外科的な手術を受ける。

(この間私は上司に溜まっており、そんな中でいつまで働くか分からない人が1ヶ月も休むなんて信じられないと憤慨する。)

そして今秋、事業主より“来秋を目安に建物を移転する(新しく建てる)”と告げられ、“よし!今手術しよう!”と吹っ切れる。

 

37歳まで引きずってしまったのも、職場に迷惑を掛けるのをためらっていたのと、手術を受けるほどの大病では無いと考えていたこと。

しかし、40代が近づき、今の症状に加え老後の体力、骨密度低下などと考えると心配になってきたこと。

2年前より、副鼻腔炎の後遺症?で左鼻腔に水分がすく溜まって炎症を起こしやすくなってしまったので。今までは左向きに就寝してたことが出来なくなってしまい、右を下に寝ようと試みるが中々長時間は上手くいかない。そして最近今までの漏斗胸に関する症状が頻繁に気になるようになる。

 

このような流れで、もっと自分を中心に考えて良いのではないかと思い、職場へ手術・入院の相談をする。

 

そうと心が決まればあとは早い。

次回は病院選び、保険などを書く予定です。