漏斗胸手術まで③ 初診
初診当日
【かかった費用】
*医療費
・HP 2,870円 (初診・レントゲン・心電図)
*雑費
・新幹線代 20,460円
・駅駐車場代 1,000円
胸壁外科の外来は金曜日の午後と言うことで、朝の新幹線に乗って病院へ向かう。
HPに大船駅から無料シャトルバスを運行していると言うことで改札を出てバス乗り場えむ向かうが、個々で方向音痴炸裂。
無料シャトルバスの案内標識などは無く、市営のバスロータリーへ向かう。もちろん市営にも湘南鎌倉HP行きがあるので混乱する。(出発時刻も同じだった)しかしこれは有料なので違和感を覚え一本見過ごし、近くの人に聞いてみると、“徳洲会行きはここでは無くて自転車置き場の向こう側”と教えて頂く。(凄い遠い)
よく分からないままそちらへ急いで向かう途中に無料シャトルバスらしき物がそばを横切る。急いであとを追い、何とか間に合い乗車するが、ほぼ満員で久々に通路を使うかう折りたたみのいすに座る。
予約時間には間に合いと一安心するもつかの間、バス進まず。。
ギリギリで初診受け付けを済まし、外科外来で再び受付する。
ここで、“検査があることは聞いていませんか?”とクラークさんに尋ねられる。
予約の際に“遠方から向かうので出来るだけ検査をまとめてもらえませんか?”と要望は伝えるが、その後の返答などはいただいてはいませんでした。
至急レントゲンと心電図の検査を済ませて(配慮して頂いたのか、殆ど待たずに検査してもらいました。)外来受けへ戻り、ここで問診票を記入する。
外科待合へ案内され、しばらくしたら診察室へ呼ばれる。
(付き添いも一緒に診察室へ入ることは可能でした。)
既往、自覚した時期、身内の漏斗胸の有無。
その後着替えて胸部の診察。
(ここで看護師を呼んできたのできっと形状の度合、深さや範囲、位置などを調べるのかと待ち構えていたら、先生は目視で終わり。)
触診もほとんど無く気が抜けたのが正直なところでした。
その後着替えて手術方式、時期についてお話しいただきました。
(あと、Web公開医学講座の案内も)
私の場合でお話しすると、
・心電図は正常(凹みが右の為?)
・凹み自体も重度ではないので左右差は手術によって改善する。
・だが年齢が年齢なので骨の石灰化が進み、矯正する際に折れてしまうこともあるのであまり無理には出来ない。
・“もっと若い時期に出来れば…。そうはいっても過去には戻れないしね。”と先生のつぶやき。
・夏・冬・春は学生さんの手術を優先させてもらいたい。
・入院期間は5日くらいで、退院する頃には痛みどめはほとんどいらないくらい。
・術後1・3・6・12ヶ月後に来院が必要。
・術後4週間は自宅療養。運転禁止。
こんな所だった気がします。
ひとまず安心できた点は、胸肋挙上術変法(SCE法)が可能なことです。
ちなみに飯田先生から、これまでに630余件ほど行っているとお話が有ったので、“30歳以上の女性は何人くらい行いましたか?”と質問をするが、違う答えが返ってきました。(30歳以上は全体の10%くらいで…。女性の場合は左右差が気になる場合が多く…等)
聞いたところ他に選択肢があるわけでは無いのですが、参考までに聞いてみたかったです。
一番最初の地元の呼吸器内科の先生も“形が気になって直したいんでしょ”と、身体的な痛みや苦しさにはあまり気にされない様子でした。
別に死ぬわけじゃ無いけど、死ぬまでに10使える体力が常時8位しか使えない生活ってストレスですけどね。生きているなら今ある機能はとてもありがたいけれど、医学の力をかりて改善できるなら少しでも改善したいじゃないですか。贅沢ですかね。