漏斗胸手術まで④ 手術日を決めるまでの流れ

【かかった費用】

*雑費

 ・所得証明書 300円

 (高額医療費申請のために、「限度額適用認定証」を現在加入している健康保険組合に送付をお願いし、必要な物を確認。マイナンバーでの照会も出来て、証明書は不要と言われました。私の場合、雑所得もあった為事前の確認を踏まえ取得してきました。尚、コンビニでの発行の方がお得です。)

 

 

【職場へ手術日の相談】

私の職場は少人数なので、一人が一ヶ月も抜けるとかなり厳しいです。なので不在の期間お手伝いに来てくれる人を確保しないと手術は怪しくなります。

幸いにもお手伝いに来て下さる方が決まりました。

 

 

【HPへ手術日の相談】

そうと決まれば具体的な日程の相談です。

初診の際に、飯田先生より、手術に関する相談はメールを下さい。と言われたので早速10月下旬から11上旬希望とメールをしました。

内容が、10月下旬か11月中旬なら可能と言うことで、上司へ相談の電話を入れたところ、「(手伝いに来てくれる人も、あなたも)早いほうが良いんじゃ無い?」と言っていただき、飯田先生へ10月下旬希望と再度メールをしました。

 

初診の際にも言われたのですが…

・手術の曜日は金曜日

・手術の1ヶ月以内に入院前の検査が必要

 *遠方で来院が大変な場合は手術の2日前に入院してから検査を行うことも可能。しかしその際に異常がみつかれば手術は延期。

・術後1.3.6.12ヶ月毎に術後の通院が必要。

 

ここからは私個人の状態について…

・漏斗胸は高度ではなく、心電図に特徴的な変化は無い。

・左右差はかなり改善される。

 (下記見解も有るのでこのようにおっしゃって頂いて術前の安心感が得られました。)[香川大学付属病院 形成外科HPより引用]

https://www.med.kagawa-u.ac.jp/~keisei/routo/basic/knowledge/onestagemethod.php

SCE法がナス法よりも向いているのは、「みぞおち」部分だけが局所的に陥没している、きわめて特殊な場合だけ。

左のように胸壁の広い範囲が陥没している患者さんにたいしては、SCE法はあまり向いてはいません。こうした患者さんに対してSCE法で手術を行うと、いったんは凹みが治っても、1~2年以内に再び凹んでくる場合が多いためです。それはなぜかというと、力学的に安定した固定が難しいためです。

 

こればかりは術後の経過を見ないことには…という感じです。

患者目線から申し上げますと、論文や卓上の理論ばかりでは無く、お互い情報交換や手術に同席など出来ない物だろうか。それは夢物語でしょうか…。

 

・(痩せているので)平坦な感じは残る

・自覚症状は完全には消失しない可能性もある

 

と、このようなところです。

 

Nuss法にせよSCE法にせよ個人的に確立された印象は無く、まだまだ改善途中の術式に思えます。

SCE法を選んだけれどもちろん不安はあります。例えば肋軟骨を切り取るのでもちろん胸郭の面積が減り、呼吸がラクにならない可能性もある。

でも左右差が解消されて、痛みの減る方がメリットが大きいと思ってます。

 

 

以下今の心境をとりとめなくつづります…

 

各種症状に悩んでいるのは患者自身です。私の場合は心電図に異常は無いけれど時々不整脈は起こります。数値や検査結果に異常は無くても愁訴を感じていのは自分自身です。先生には(ご本人が漏斗胸では無いのであれば)これらの辛さは分かりません。でも先生の力を借りなければ現状維持、または悪化しか無いです。

なるべく後悔のない選択をしていきたいです。

 

追記

色々情報を集めるのは大事ですが、手術まで期間があるとどうしても様々なことを考えてしまいます。

5chやブログを見るとNuss法の辛さが…。

前回も触れたように私は歯列矯正を高校3年生から行いました。この際に、健康な歯を4本抜歯して2年近く毎月ワイヤーを締め直す為に通ったのかな?ワイヤーを取ってからも1~2年間?は就寝時にマウスピースをするように指示がありました。(すぐ無くしてしまいました。。)

20年ほど経過して多少ずれは生じています。

しかし、同じ年頃に抜歯をしないでワイヤー矯正をしていた友達は、外した後に割りと短期間でまた歯並びが悪くなっていきました。もちろん元の状態や個人差があるのは承知ですがNuss法を受けた方の再陥没やボコボコの話を読むとバー挿入、留置のみの方法に不安を感じます。

元々(先天性と言う意味では無くて、術前の状態)変形があるものに対して除去や継ぎ足しをしないで直すというのはかなりの限界を感じます。

私は医学の知識など無く、責任無く自由に言える立場で話すと、

・変形している胸壁、肋骨を柔らかくする薬を開発して、その間コルセットで生活。

・変形している胸壁、肋骨をインプラントに換える。

…リスク高いですね。

 

次回は入院前検査を中心に載せる予定です。