漏斗胸手術 OP後2週目まで
まめなタイプではないので記憶が曖昧な多いのでご了承下さい。
【痛み】※痛みを表現するのはとても難しいのですが、基本的に術後より“持続的な痛み”というものはさほど気になりません。
何か動作をしたときに瞬間的な痛みはあります。
・咳、くしゃみ
・体を寝かせる/起こす
・大きく息を吸い胸を膨らます
・ブラをするとバックベルトの圧迫から右の肋骨6~8のどれかがコリッと言い始めそのまま付けてようが外そうが数時間ふいに“コリッ”と言うのが続く。
・扉を開けるとき。病棟の階段への扉もそうですが、とにかくあらゆる扉が重い!
大船駅のスタバに入る扉も重い!油断して腕の力だけで開けると胸筋(胸部)に負担がかかります。体幹を使えば負担を減らせます。外開きの扉は少し開けたら足を入れ、その後腰を入れて押し開けます。(周りからの視線は気にしません。)
【圧迫感】
術前より空気の入り具合に違いを感じます。大きく吸える感じ。
……なのですが、同時に息苦しさを常に感じます。この矛盾した感じは徐々に無くなるのか未知で不安です。肺を上手く使えていない??
寝るときは基本仰向けにしか寝られないのですが、これがなかなかしんどい。体が凝るのはもちろん、胸部もそれなりも重みがありますのでそれが迫ってくる感じ。呼吸が浅くなり苦しい。
ー運動時編ー
比較的苦しさが少ないときに散歩をして、その調子で1~2時間散歩が出来る場合。
比較的苦しいが、散歩をして少し軽快になる場合。
比較的苦しく、散歩中も苦しく胸骨体も下の方が鳩尾にどんどん入っていく感じ。(内臓が押されている感覚)
腹部から下は元気なのと、車/自転車禁止の為ひたすら歩いてました。雨の時は自宅の階段を23往復くらい(約300段)
※散歩というのは
・退院翌日7,000歩(4km/徒歩)
・2日目 200歩(リュック引っ張られ安静)
・3日目 7,500歩(バス乗車し伊勢丹へ)
・4日目 11,000歩(駅まで往路徒歩)
・5日目 9,800歩(県庁往復徒歩)
・6日目 自宅階段300段余(生理の為安静)
・7日目 8,500歩(図書館までバス/徒歩)
・8日目 3,000歩(雨?読書等静かに過ごす)
この8日目は日中横になることもなく起きてられました。
私の場合、今まで同じ姿勢で数時間作業をすると体が持たないので、どこかで体を横にしたり昼寝をしたりする時間が必要でした。
しかし術後はじめて場所は変えましたが座位での長時間作業が出来ました。感動。
それもつかの間、夜は辛くなり右>左胸部に鈍痛?重苦しさとコリッという音が有り早く休みました。
【痒み】
術創部のテープ部位、ドレーンのあとがかゆい。無意識に掻かないか心配。
仰向けで肩が凝り湿布を貼っていたのでその部位にかゆみ。
【麻痺】
術創部から周囲7~8㎝に触るとザワザワ、モゾモゾ。服など擦れると凄い不快感で気になってしょうが無いです。(ブラをすると特に。)
【その他】
・車に乗るとき(助手席)シートベルトが怖いのでずっと引っ張ってたわみを作ってました。急ブレーキ時もそのまま付けていたら怖いですし。
あ、車の扉とても重い。
・退院後その足で役所に行きヘルプマーク(赤いパスケースサイズのストラップ)をもらいに行きました。周りの人からは問題なさそうに見えるのですれ違うときにぶつからないようにとか。
www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp
・家事って中々重労働だけれどして良いと言われたのでしてました…が…洗濯物重い、掛けるの辛い、水ひたした鍋重い!等ホントにこの作業して良いのか?と不安になること多々有り。
・髪が長く毛量が多いのでシャンプー、ドライヤーがしんどい。(入院前に短く切ることも手ですが、ヘアードネーションに向けて伸ばしているのでその選択はありませんでした。)
※退院後2日目のリュック引っ張らた件について…
引っ張られた瞬間に右胸部に痛みが走り(もの凄い痛みというわけではない)そこから呼吸を少し深く吸うと軟骨?肋骨部にゴリゴリ音が生じる。実際に聞こえるわけではなく体内で振動を感じる。
この時点で
“今まで入院中に頑張ってきたことは何だったんだろう…。術後あんな苦しい思いをしたのに…。”“先生にメールをした方がいいのか、でも明らかな形の変化等がないのにもう一度手術するなんてことはないだろう…。”“これから外来に向かっても間に合わないし…”
など思いを巡らせました。もの凄くショックを受けたのですが、少し考えてから…
実は私の場合左右差が多少残ったり、右の2~3番も想像より持ち上がらなかったんですね。年齢のせい?この術式では上部は持ち上がりにくい?原因は分かりませんが、とにかくこの周辺は痛みが強い為、先生もどうにかしようとしてくれたんだと痛みから感じました。
このような経緯から週末と言うことも有り、週明けまで様子を見ようと決めました。
(あくまでも自己責任。何か心配事があれば直ぐに先生にメールで相談や病院に問い合わせして下さい!)
様子を見た結果、数日~一週間くらいで音はなくなったと思います。(でもレントゲン撮りたい気持ちは強かったです。退院後初外来まで気持ちは不安でした。)
ちょっと疲れたのでこの辺で。
※これを書いている時期はちょうど仕事復帰一週間経過したところです。
フルタイムしんどい。
漏斗胸手術 自宅療養① OP後27日目
*退院後の記録をざっくりと。あとで修正予定。
質問等ありましたらコメントでも、また公に聞きづらい事があれば個人的にお答えできる範囲でお答えしたいと思います。
PO1W(術後一週間)
【痛み】Level2
【圧迫感】どの姿勢にせよ長時間同じ姿勢は辛い
【痒み】テープを貼っていた/いる所が凄くかゆい
【運動】万歩計アプリを入れて一万歩弱散歩したり、雨の日は階段昇降したり
【その他】実は退院2日目に背負っていたリュックを引っ張られてしまい、痛みが走りました。その後今まで鳴らなかった部分から息を吸って吐く際に骨が鳴り始めました。先生にメールしようかと思いましたが直ぐ行けるわけでも無く週末だった為月曜まで様子を見ることに決めました。
ひどくショックな出来事で術後あんなに苦しかった中頑張ったのにあれは何だったんだろうと涙してしまいました。
不安な気持ちを切り替え(?)られたのは、実は鎖骨下が理想してたよりも持ち上がらなかった為です。明らかに今まで無かった右の乳房が現れたのと、5.6.7番辺り?が持ち上がった感動はあるのですが、それより上は左右差が残ってしまったなーと言うのが正直なところです。位置の問題なのか、年齢的な問題なのかは分かりません。
元々の深い呼吸の際の“コリッ”と言うい音は時々(多分無理をしたとき)あったのですが、新たな負傷?部位の“カタッ”と言う音に変わりました。
家事はして良いのですが、家事って…買い出し、掃除機、洗濯物と割りと重たいの持つよね。。。何キロ目安まで持って良いの???
取りあえず買い出しはまとめ買いしない、炊事以外は家族に協力してもらいました。
帰宅後数日は突然の寒気に襲われました。
くしゃみ、咳は大敵です。我慢。
追記)呼吸が浅く、とにかく声を張れない、だんだん喋るのが苦しくなる。声を出して笑えない←これが地味に辛い。
PO2W
【痛み】L.2
【圧迫感】日によったり活動量により激しい差がある。起床後胸に漬け物石が乗っている感覚。うずくまって乗り越える。
散歩中に良く出現したのが、剣状突起(みぞおち)周辺が内臓に刺さってくる感じ。凄い違和感と圧痛。
【痒み】続く。時に術創部ステリー周辺
【その他】アイロンをたった2枚かけただけで圧痛出現。
“カタッ”と言う音がしなくなる?
1~2週にかけて生理が始まったので活動量少なめ。
後半友人と外食するが会話がだんだん苦しくなり辛い。座位も辛い。長時間にならないよう無理せず帰宅。
PO3W
【痛み】仰向けで傷口が引っ張られて痛い。
右胸部~鎖骨部下に張り付き引きつり感増加。(これは術後からあったんですが、だんだん悪化している気が…。筋膜?神経?骨では無い何かが特に胸が膨らむ際に痛い。ピリピリ。)
【圧迫感】起床後漬け物石感変わらず。
日中は日による。
【痒み】落ち着いてきてリンデロンもだんだん使わず済む。
【その他】息を吸って膨らむ範囲(右)は確実に引っかかり感が改善されました。なのに苦しいのはなんでだろう。朝の圧痛は何だろう。深呼吸のたびに筋膜の引きつり感は何だろう。
2~3週にかけてオンライン英会話を出来る限り受講する。(1コマ25分)
まだまだ色んな症状があり辛い部分もあるので確定したことは言えないのですが、術前よりも机に向かっての作業に耐性が出来たように感じます。もちろんその時の調子に左右されるのですが。
圧痛も辛いけど動いてたら良くなるとき、逆にどんどんしんどくなり横になって安ぬ事も多々。(横というのは仰向けで、それもまたラクでは無いんだけど…。)
PO4W
【痛み】
【圧迫感】
【痒み】
【その他】
現在の状況をつらつらと書き出してみました。
最近は右の胸部筋膜痛?か時間帯、体勢関係なくヒリヒリ、ビリビリするのが悩みです。昨夜はもがいてました。周辺をさすったり押さえたりすると軽減します。
そうそう、ブラが合わない。まず、何をしてもサイドの締め付けが肋骨痛を引き起こす。センターは麻痺部と創部に触れて不快。左右差が残っているのでカップ内に隙間が出来る。
取りあえず何枚かワイヤーを抜く。
フックの位置をずらす。
ノンワイヤーを探すが、どちらにせよ長時間付けてられないので購入を諦める。
…が、しかしwacolのSUHADAが良さそうだったので取りあえず仕事復帰用に1枚購入する。
収拾がつかなくなってきたのでいったんこの辺で。
漏斗胸手術⑦ OP後5日目(入院7日目)
水曜日
5時 採血、バイタル
7時 回診(チーム外科)
8時 回診(呼外Dr篠原)、朝食
9時 回診 飯田先生!
10時 会計案内、投薬説明
10時半 入退院案内にて精算
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【退院後】
大船観音散策
15時 自宅到着
【余談】
退院当日、病室内4人の中で新顔で入り誰よりも先に退院できました。
篠原先生より、「術後2週間、3週間とたったら短い距離から運転しても良い」とお話しを頂きました。
(運転するつもり無かったの2週間だったかうろ覚えです…。)
前日まで飯田先生は不在だったので今日朝に会うことは出来ないと思っていましたが、会うことが出来て大変ほっとしました。
飯田先生的には(入院の方が安静が保たれるので)もう一日入院の予定だったそうです。ごめんなさい。
術創部確認後のお話は…
・傷口周辺の神経が切れた感覚については徐々に良くなる。
・次回の再診までに何か心配な事があったらメール下さい。
・女性の場合(仰向けになると)傷口が乳房の重さに引っ張られるのでテープを貼るとき前屈みの姿勢で貼ると良い。
あとは詳しく思い出せないです。確か痛みは様子見てとか、次回のCTについてとか…。すみません。
こちらからの質問としては…
・骨を10本切ったそうですが、陥没の大きい右側が切った本数が多いのですか?
→そういうわけでは無くて、凹んでる方は下に伸びているからそれを持ち上げて…ナントカカントカ。持ち上げるときに6番7番は胸骨に向かう骨はくっつているから持ち上げるとどうしても6番が凹んだままになってしまう。なので
そこに切り取った軟骨をくっつけました。
・胸部固定帯はした方が良いですか?
→したいならしても良いけれど、しなくても良い。
・ブラジャーは付けて帰って良いですか?
→良い。形変わったから会えば良いけれど。(しばらくスポーツブラタイプの方が良いと言ってたような…覚えてない。)
・温泉はいつから良いですか?
→(感染の心配がある為)3ヶ月はダメ。
・軽く走って良いですか?(例えば信号が間に合わないとかの小走り)
→3ヶ月は運動ダメ。
(上手く伝わりませんでした。)
このような所でしょうか。(飯田先生に会えないと思って篠原先生よりいただいた返答も含まれています。)
記憶力悪く、会話が全体的にあいまいでごめんなさい。
一応帰りように少しゆるめのスポーツブラをつけて帰りました。(多分…いや、しなかったかも。)
創部周辺が麻痺しているのと、肋骨にワイヤーやゴムが当たると不快感と痛みがあるので術後のブラが心配でした。
投薬の説明や、会計、次回の外来等案内等は早め(10時頃)に来て頂けました。
(CT撮影があり、画像ができあがるまでに1~1時間半かかるから早めに来院して欲しい。)
その際にステリースリットを余分に欲しい(遠方なので次回の外来まで足りるか心配で)とお願いしたら、事務さんが確認してくると言ったっきり帰ってきませんでした。
スーツケースの最後のパッキングと起こすのも事前にお願いしていましたが着る様子も無かったのでナースステーションへ出向きました。
無事看護師さんよりステリースリットをいただき、スーツケースも準備して頂きました。
(色々忘れているのか連絡が不足しているのか…受け身では無くどんどん自分から動いた方が良さそうですね。外来もしかり。)
コンビニでスーツケースを発送し、会計へ。
この日は見事な秋晴れで真っ直ぐ帰るのももったいなかったので大船観音を拝んで帰りました。
道中の坂がとても急なので真っ直ぐ帰った方が良かったです。立像かと思った胸像でしたし。
電車、新幹線ともに混雑は無く、しんどい物の具合は悪くなることは無く無事に地元に着きました。でもしんどい。
帰宅後の心配は、別途からの寝起きです。布団が落ちないようにする柵を設置しました。金銭的余裕のある方はリクライニングベッドをレンタル出来るならした方が良いですね。
朝からなんだかんだ動いていたので休みたかったのですが、ずっとシャワーを浴びられていなかったのでしんどかったけれど浴びました。
体も心もスッキリしたところでようやく休息です。
症状に関しては…
痛み
・大きく息を吸い込むと右肋骨外側痛、右乳房~胸骨周辺に張る痛み
・術創部はあまり気にならない
麻痺
・胸骨体、剣状突起周辺がぼやぼや、服などが触れると不快感増
痒み
・テープを張っていたところはほとんどかゆいので自宅にあったリンデロンを塗る(完全自己判断)
その他
・仰向けで同じ姿勢でいると胸部の圧迫感がつきまとい、増していきます。
(Drストップがかかっていることは運転、自転車、重い物を持つ、運動以外は基本的に制限がないので横向きに寝るのも有りなんですが、肋骨の骨がくっつくのは3週間が目安なのでそれまでは極力横向きに寝ないように、寝ても数分しようと判断しました。と言うか、横向きも辛い。)
・苦しくなったらうずくまる姿勢を取ると全体的な症状が和らぐ。orz←この姿勢。
漏斗胸手術⑥ OP後4日目(入院6日目)
火曜日
5時半 バイタル
6時半 回診(呼外Dr篠原)
※本日XPを撮って、明日か明後日退院出来るかもとお話をいただく。あと、ドレーンも本日外すとのこと。
8時 朝食
9時 Ns送り
10時 XP
※上りは階段で。
11時 バイタル
12時 昼食
15時半 ドレーン外れる
※術創部も今後貼り続けるステリーストリップの貼り方など説明して頂く。
16時 洗髪/清拭(セルフ)
16時半 D篠原より、退院決定のお知らせを受ける。
18時 夕食
【余談】
この日の予定は
・XP
・ドレーン外れる
・保護テープの説明
・XP結果(退院可否)
と、体を動かしに病室を出たいけれど中々そういうわけにもいかずウズウズしていました。(とにかく電車を乗り継いで4時間かけて帰らなければならず、体力が心配だった為…。)
ドレーン抜去は今ドラマで放送中のNP(ナースプラクティショナー)2名(内研修1名)に行って頂きました。
かっこいいですね。
穿刺部も術創部も綺麗とのことで大変安心しました。
しかし、創部周辺(半径5㎝範囲でしょうか)術後より触るとボヤボヤ麻酔がかかってるような鈍い感覚は気になっていたのですが、時期に直るだろうと甘く見て誰にも相談していませんでした。
これをこの時NPの方に
「細い神経が切れているので、半年位で神経が修復されて感覚が戻るか、戻らない場合もありますね。」
となんとも衝撃的なお言葉をいただき、頭から離れません。皮膚の感覚無いって結構じゃないですか??
そんな衝撃に包まれながら何とか思い出した、きっと忘れ去られていたであろう硬膜外の保護テープも一緒にはずして頂きました。
相変わらず、テープ部分がもの凄くかゆいです。
篠原先生のXP結果も、きっと外来が終わってからで夕方~夜だろうなぁと勝手に予測していました。しかし、いつも通り日が暮れる前に洗髪をしてちょうどタオルドライの最中に篠原先生が横切ろうとして、幸い気づいて頂けました。
「明日か明後日退院できますが、どちらが良いですか?」と聞いて頂いたので、
「(入院生活が窮屈になってきたので)明日で!」と返事をしました。
飯田先生には昨日・今日とお会いしておらず、明日も午前の回診に来てくれるか補償は無いのが不安でした。出来れば質問もいくつかあったのでお話しできた上で退院できれば最善なのですが…。
そうそう、痛みに関しては、退院が決まり軽くパッキングをしている際に鼻がむずむず。間髪入れずにくしゃみが出てしまい、胸が爆発するような衝撃でした。もちろん痛みMAX10!!もう絶対しばらくくしゃみと咳には気を付けようと誓いました。
術創部の痛みもほとんど気になりません。
相変わらず時々右胸部が呼吸の際にコリッと鳴ります。
あと、ずっと仰向けで寝ているとどんどん胸が重くなっていく感覚で、息苦しくなり体勢をかえたり、リクライニングを上手く使ったり。
漏斗胸手術⑤ OP後3日目(入院5日目)
月曜日
5時 採血、バイタル
7時 回診 外科チーム
※(本日、明日と飯田先生は不在)
8時 回診 呼外チームDr篠原
8時 朝食
9時 Ns送り
10時 バイタル?
12時 硬膜外の管が外れる
※残る管はドレーンのみ(明日外れる予定)
12時 昼食
14時 バイタル
17時 Ns送り
18時 回診/夕食
【余談】
・37.6°と微熱は相変わらず。退院もそう遠くないので熱のせいで退院できなかったらどうしようと心配する。
・硬膜外の管が外れると、今度はドレーンの穿刺部痛が気になってしょうが無い。
・肌が弱いのか、アルコールは大丈夫だけれど色んなテープを貼っている/貼った場所がかゆくてしょうが無い。
・胸部については相変わらず上体を起こす際、寝る際に痛む。少し大きく息を吸い込んで吐く際に“コリッ”と変形の大きい側の肋骨外側?が鳴る(時と鳴らないときがある)痛みは無い。
・リハビリがつくわけでは無いので、意識して時間の感覚を開けながら動くように過ごす。(とても良い天気だったので外来出入り口まで外の空気を吸いに行く。夕食後は1階まで階段を往復するetc.)
・お通じは相変わらすほぼ出ず。
漏斗胸手術④ OP後2日目(入院4日目)
日曜日
6時 バイタル
※37.7°
8時 朝食
※吐き気が収まり、9割食べる
9時 XP
※前日の件も有り車いすで向かう(自身でいけると伝えるが、念のためとのこと)
12時 昼食
※昼食がきちんと食べられれば点滴を外せるとのこと。
※硬膜外からの鎮痛剤はお昼前に無くなりましたが、痛みが増加した際に使えるように翌日まで管は外さないようです。
※歩けるなら歩いた方が良いとNsに言われ、昼食後病棟を散歩。
17時 バイタル
18時 夕食
【余談】
この日は引き続き尿量/残量チェックで少し面倒くさい。(隣の患者さんが具合悪化で手がかかっており、その中毎回Nsコールが申し訳なく感じる。)
午後は本やスマホなど細かい物を眺める気力は無かったので、レンタルしたiPadでnetflix鑑賞。
この日は日曜で外来患者、職員が少ないので病院内を散策しました。(産婦人科にグランドピアノがありビックリ!)
15時頃清拭ようのホットタオルをもらい、自力で着替えまで行う、(しかし、前述の通り硬膜外の管が上着についているのでそれはお願いする。)
洗髪はいつから可能かNsへ確認すると、もう良いとのことなのでお願いする。
16時頃Nsが洗髪を行いに迎えにくる。
頭を濡らしている最中に「いつから自分で洗って良いですか?」と尋ねると、「自分で出来るなら今かやります?」とびっくりの返答。
出来ない事は無いけれど、まだOP後で体力戻ってないし、痛みもあるし、何よりもう頭濡れてるし。
(……してもらえたら一番だけど、あと数日後には4時間掛けて自宅に戻る体力を戻さないとだし。。)「自分でやります!」
その後自分時洗ってる最中に早くも後悔しました。術後は頑張りすぎないように。
18時前、スッキリしたところでOP後に家族に買ってきてもらったポカリと水が無くなったので、ローソンへ買い物へ。
(実は手術当日の朝以降~退院前日までお通じがほとんど出ない状態でした。便秘の後のお通じはかなりしんどい事になるので、一生懸命こまめに水分補給をしていました。)
この日は鎮痛剤は硬膜外からと内服一日3錠で、これは術後からなんですが私は術創の痛みはそんなに気にならなかったです。
胸部の痛みは、安静にして大きく息を吸わなければほとんど無いです。
寝返り、状態を起こす、寝かす、咳の際は4~7位の痛みです。歩くときは違和感はあれど、痛みは気にならず。
人間の身体は面白いもので、一番痛い所以外の痛みは二の次になるようです。
この時は点滴の穿刺部が一番気になっていました。(腕を曲げすぎて突き破ったらどうしよう…などとも考えてました。)
お昼に点滴が外れると、今度は硬膜外の穿刺部が気になってしょうがなかったです。
まぁベッドに寝てる時間が多いのでしょうがないですね。
漏斗胸手術③ OP後1日目(入院3日目)
6時 バイタル
7時 Dr回診(外科チーム)、 Dr西田(呼外チーム)
※吐き気をDr西田に相談すると、硬膜外麻酔をやめて、それより弱く吐き気作用の少ない鎮痛剤に切り替えて頂きました。(それでのもこの日は吐き気が引き続いたので、全麻のふくさようでしょうかね。)
尚、切り替えて疼痛が増すことは無かったです。
8時 朝食
※上体を起こすと吐き気が襲う為、OP後の待ちわびた食事でしたがお粥と味噌汁を数口しか食べられず残念。しかし、水分摂取が出来て口の渇きから解放されて良かったです。
8時半頃 フットポンプ外れる
9時 XP撮影
※助手さんに呼ばれるが、吐き気が襲い一度断念。
10時 XP撮影Retry
※入院中だからいつでも取れるけれど、早々に助手さんに車いすで移動です。
もちろん吐きながらの移動です。(朝食のお味噌汁が大量のわけぎだった為、緑の液体を吐くという…。)
撮影は待たずに素早くして頂き大変助かりました。
11時 導尿カテーテル抜去、弾性ストッキング脱衣
※これで足元スッキリになりました。
12時 昼食
※相変わらずお粥を数口のみ。食べれるようにならないと点滴が中々外れないので歯がゆいですが、吐く動作の痛みには代えがたいので無理を押して食べませんでした。
(点滴しているので空腹感はありません。)
PMより排尿、残尿チェックが始まりました。都度Nsへ報告。
麻酔の影響で排尿が上手く出来ていないと再び導尿になるようです。
14時 清拭、着替え
※硬膜外穿刺部からの浸出液?で病衣とシーツにシミが出来てました。背中なので自分では気づきません。
シーツ交換は後でだそうです。
15時 面会
※コロナの影響で15分と短めです。
相変わらず吐き気の為上体を起こすのが辛いので、術前にコンパクトにまとめていた荷物など、身の回りの物を整えてもらいました。
(術後はそのまま帰省の予定だったので、予定を変更して面会に来てもらえて大変助かりました。)
この際、せっかく着替えた病衣が又汚れていたことを指摘してもらう。
16時 Nsに再び着替えさせてもらう
(硬膜外のチューブを病衣に留めている為一人で着替えられません。)
※シーツの汚れが染みたようなので、吐き気でしんどい中その流れでシーツ交換してもらいました。
18時 夕食
※少し食べることが出来ました。
21時 就寝
※バイタル測ってますが、記録漏れです。
【余談】
この日はとにかく上体を起こすと吐き気を催しました。
スマホなど見るのも辛く、ただ時間が過ぎるのを待つばかり。
もちろん歯も磨けず、あきらめる。
術後当日から身体を横にして寝ても良いとのことで何度か横向きになるが、長時間は痛さ等で無理だったのと、何よりせっかく持ち上げた骨や接合部がゆがまないかが心配で、基本は仰向け(リクライニングでその都度比較的楽な角度をさがす)でした。
夕食後くらいから、首回りが熱っぽいと感じていたので体温を測ると38°~37.7°。
術創部の周りがぼやーっとした感覚(歯医者で局麻をした感じ)
痛みとともに早く引いていくだろうとこの時は甘く見てました。